2016年1月3日日曜日

年が明けてから振り返る、2015年ベストアルバム。

あけましておめでとうございます。

就職の反動でいきなり趣味でゴルフを始めたり、ちょっといいワインとチーズを片手にジャズを聴きはじめたりしやしないか...と不安だった昨年。しかし人間そんな急激に変わるものではありませんでしたね。接し方は多少変化したとはいえ、引き続き音楽や旅行など好きな物にどっぷり浸かった一年だったように思います。

今年もこのブログを通して、そうした好きな物のことをダラダラと書いていけたらいいのかなあと思う次第です。今年も一年よろしくお願いします。


とあいさつをしたは良いものの、個人的に去年よく聴いたベストアルバムをまったくまとめていなかったので、新年1発目は去年のベストアルバム記事にしようと思います。今年もキリが良いので去年リリースの10枚(1枚だけ2014年リリース)に絞りましたが、順位付けは主に選ぶのに時間がかかるし、めんどくさいという理由でしていません。

一応動画とは別に、バンド名をクリックするとストリーミングのリンクに飛べるようにしてあります(そういうことをやってるバンドだけ)。それとこのブログでレビューを書いたバンドに関してはそのリンクも貼ってあるので、興味のある方はそちらもご参考ください。



-----
1. Pentimento "I, No Longer"


レビューのリンクを貼ったと書いておきながらいきなりレビューしていないバンドです。NYのパンクロック、Pentimentoの新作。恥ずかしながら彼らの事はこのアルバムまで名前を知っているだけで、曲をチェックした事がありませんでした。なのでこれまでの彼らの事はよくわかりません。ただ1音目から最後まで、心の真ん中にぴったりとハマるような優しいメロディーに包み込まれる、圧巻の1枚でした。




2. Miss May I "Deathless" れびゅー

このアルバムがきっかけで個人的にメタルコア熱が再燃してきてます。初期のデスコア時代がウソのように、もっと正統派な雰囲気で他を圧倒できるバンドになってきましたね。Parkway Driveの新譜とどちらを入れるか迷ったけれど、より王道で勝負したその格好良さでこちらを選びました。




3. Hate It Too "Purple Mountains" れびゅー

メロディックパンクの優しい部分と、バカテク加減のバランス感覚が最高の1枚。バンドみんなで1つの絵を描き上げるかのようなアルバム、みたいな言葉でレビューをしたけど、聴けば聴くほどその世界に引き込まれていきます。




4. Four Year Strong "Four Year Strong" れびゅー


強烈な高気圧みたいなテンションとインパクトのあるリフ、メロディーでとにかく聴き込んだ1枚。ちょっと情報過多だけれどそこが好きです。今年ベルギーで観られるのが楽しみ。




5. Chunk! No, Captain Chunk! "Get Lost, Find Yourself" れびゅー

過去2作からどう変化するのかなと思っていたのですが、肩肘張らずシンプルに勝負する曲が増えました。聴くたびに歌詞やメロディーがすっと染み入っていく、そんな1枚です。どんどんビッグになっていくんだろうなあ。




6. The No! "Uncle? EP" れびゅー

ゴキゲンさとハチャメチャさ繋がりで言えばこのEPもよく聴きました。各局短い中に色んなものがちりばめてあって、聴くたびに異なるポイントでキュンキュンさせられちゃう策士っぷり。今年はどこかでライブを観たい。


7. Azami "Lilac"

以前バンドで対バンしたときに観て衝撃だった彼ら。日本語がダイレクトに突き刺さる絶叫、雄弁に語るギター、ふてぶてしくもタイトなリズム。それぞれがよい緊張感を持ってかみ合うことで、ただならぬ熱量を発しています。音源を手に取ってみてほしいし、音源どころではない熱量を持っているライブも観てほしいバンド。


8. Mayday Parade "Black Lines"

これまで良いバンドだなあと思ってはいながら、なんだかティーンからキャーキャー!って感じの印象が強かった彼ら。内面をむき出しにしたような泥臭いアルバムを出してきたのは予想外でした。声を荒げ、時に内包するナイーブさもさらけ出す今回のスタイル、これはこれで最高です。




9. Strung Out "Transmission.Alpha.Delta" れびゅー

過去2作の相当メタリックな音作りから脱却し、パンキッシュな機動力を取り戻した1枚。小気味よいフレーズとメリハリの利いたリズムワークの天才っぷりにはほれぼれします。前の記事で書いたようにライブも良かったし、今年は彼らから勉強しっぱなしの年でした。



10. Pense "Além daquilo que te cega" れびゅー

これだけ2014年リリースなのだけど、去年前半ムチャクチャ聴いていたので最後に入れておきました。正直言ってポルトガル語は何言ってるのかよくわかりません。しかし流れるようなリズムとアクの強いメロディーのインパクトが尋常じゃなくて、それだけで体が勝手に反応する、えげつない1枚です。

0 件のコメント:

コメントを投稿