2018年2月24日土曜日

Punk Rock Holidayは今年もにぎやか!


今年もスロベニアで行われるPunk Rock Holidayは楽しそうだなあって話です。

毎年このブログのコンピレーションのリリース直後にラインナップがアナウンスされる、スロベニアが世界に誇るパンクロックのお祭りPunk Rock Holiday。

Warpedとかとは違って、メロディックパンク、ハードコアに特化してビッグネームから世界各地のコアだけど重要なバンドまで、バラエティに富んだチョイスを貫く、最高にカッコいいフェスです。今年もちょっと前にラインナップが発表になったんですが、相変わらずものすごいラインナップでした。

まず上段。ヘッドライナーのBad Religionを筆頭に、Lagwagon、H20、Terror、Satanic Surfers等とにかく凄まじいバンドたちがアナウンスされました。おそらくこのあたりは夜のメインステージでプレイするんでしょう。他のフェスだと3rdとかもっと小さい規模のステージに何日か散らばって出てくる気がするけど、PRHに限ってはこれがメインステージ。それだけでワクワクしますよね。

中段には日本でも好きな人が多いBad Cop/Bad Copや、4月にBelvedereで来日するSteveおじさん率いるThis Is A Standoff、Mute、Adrenalized、Adhesiveなんかも控えています。このあたりのバンドをフェスでまとめて見られるなんて、世界中どこを探してもPRHだけな気がします。


そして下段ではDeadendsやBates Motel、Young Heartsといった今年のコンピレーションにも参加してくれた面々や、Lineout、Dead Neck、Camp High Gainなど日本でもコアなリスナーの間ではよく名の知れた面々。このあたりはヨーロッパのローカルシーンを支える重要なバンドが揃っているゾーンでしょう。


個人的にこのフェスの面白いポイントは、ラインナップ下段のバンド達にあると思っています。上でも書いたけど、下段で名前が出てくるのは、ヨーロッパ各国のローカルシーンを支えるバンドたち。ヨーロッパは南米とかとは違って、国ごとに同じメロディックでもスタイルが大きく変わる地域なだけに、こうやって一度に色んな国のバンドがアナウンスされていると、それだけでバンドを漁るのが楽しくなるんですよね。

お盆時期なのでフライトを抑えるのが難しいのと、そもそも宿泊がキャンプみたいなのとで制約が多いから、日本から行くことが難しいフェスかもしれないけど、上記のような目線で見てみると現地に行けなくても十分楽しめる、それだけの魅力を持ったフェスになっていると思います。

個人的には最近メタルコアとかデスコアとかばかり聴いていたけど、これをきっかけに久しぶりにメロディックも聞いてみようかななんて思う、そんな華金の夜でした。

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