一人旅日記2019GW 初日

このブログをよく読んでくださっている数少ない方々から、高い確率で「あのシリーズはいつやるんですか？」と尋ねられるでおなじみ一人旅日記です。今年もGWは島をぶらぶらしてきました。

今回の旅は賞味50時間程度で神津島と伊豆大島を攻めるプラン。とはいえGWに島に行くのも4回目、初めて訪れた時のようなカルチャーショックを受けることはもうない。それなりに何で楽しめばいいのかも見当がつく。ならばということで、今回は行くための日程と交通手段、宿だけを先に抑えて、島での予定はすべてその場で決めることにした。

出発当日は雨。ジェット船が出る熱海の港に着いたころには風も強くなっていた。船は「行くとこまで行くけど着かなかったらごめんね」という状態。経由地の大島を出たところで相当波が高くなって、あんまり揺れないジェット船で船酔いしかけたころ、神津島に辿り着いた。島に行けばなんとかなるくらいに思っていたし、辿り着けないとそもそもの前提が崩れてしまうからよかった。笑

神津島は台風みたいな状態だった。おまけに直前に海底ケーブルが損傷したとかで携帯がほとんど通じなくて、宿の場所を調べるのも一苦労。幸いなことに宿は港のそばにあって徒歩移動開始…したら傘が意味を成さない。結局ずぶ濡れになりながら宿にチェックインした。

宿に着いたはいいものの、嵐で何もできずロビーでグダグダしていると、そこにいた人たちと成り行きで飲み会が始まった。この時点でまだ夕方4時。最初は3人で飲んでいたら、どんどんお客さんが増えて6～7人くらいになった。話を聞くと、後から来た人たちはこの嵐の中ダイビングをしたり、海っぺりの温泉に行ったりしていたらしい。もう雨だから飲むしかないか！くらいにしか考えてなかった自分が恥ずかしい。

話が進むうちに夕方になり、近所に飲み屋があることがわかったので、何人かで飲みに出かけた。お互いが何をしているのかから始まり、どこの島がどう楽しいかみたいな旅先でよくある会話が弾む。こういう会話になると、行ってみたい場所がどんどん増えるし、それが次にまた一人旅に出ることへのモチベーションになる。嵐で観光は1ミリもできなかったけど、終わってみればそれでも楽しくて、記憶に残る1日だった。