2015年5月8日金曜日

FACTと自分。その2


ちょっと間が空いたけれど前回の続きです。いろいろ書こうと思うと長くなってしまうのでまさかのその3までになる予定です。



かなりストイックな受験生としての1年を過ごして、第一志望ではなかったものの無事大学に合格した自分。1年間まともにCDも買わないような生活をしていたので、その反動からかしょっちゅうディスクユニオンの中古コーナーに入り浸ったり、YouTubeでいろんなバンドを漁ったりすることが楽しかった。そうこうしているうちに大学1年の時にリリースされた"burundanga"を最後に、自分はだんだんとFACTから離れていった。



次に自分とFACTに接点が生まれたのは大学3年の11月。Vans Warped Tour UKに彼らも出演していた。リアルタイムでリリースに触れることもできてなかったけれど、それでも高校の時に自分を大きく変えたバンドなだけに観られることがとても楽しみだった。

フェス全体のトップバッターで変な時間の出演(彼らの後他のステージのトップまで空き時間が30分くらいあった)だったこともあってか、フロアに人はいても盛り上がりは正直言って皆無。すでに海外版のリリースやツアーを重ね、ある程度知名度もあったとは思うんだけど、それでも苦戦しているのは予想外でしかなかった。

ただ彼らも曲を知らないであろうお客さんにも積極的に煽りを入れたりして、なんとかして会場を盛り上げようとしているのがビンビンに伝わってくる。それに反応してか会場は少しずつ熱を持ってきて、彼らが最後の曲を終える時にはある程度観客から歓声が湧くようになっていた。おそらく海外を何度もツアーして、多くの経験を積んできたからこそああやって状況を変えることができたのだと思う。この日の彼らは本当にかっこよかった。


その後日本で2度彼らを観る機会があった。どちらも思い出深いものであるけれど、そこはもう記事にしていることなので触れないこととする。
(参考記事:2014 6/4 FACT "Witness Japan Tour" @Zepp Tokyo
(参考記事:2014 5/26 "Belvedere Special Show 2014" @渋谷Cyclone

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