Attila "Guilty Pleasure"(2014)
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アメリカのはっちゃけデスコア軍団、Attilaの新作です。彼らのアルバムはなんだかんだ毎作レビューしてますね。今作のリリース直前にギターがツアーでバカやるのに耐えられない、みたいなことを言ってバンドを離れたり、ある意味節目となる出来事を乗り越えてのアルバムになりました。
勢いとテンションの高さの裏に見え隠れする、ハードロック大好きなんだろうなあと感じるギターソロだったり、どうやってんだこれって思わざるを得ないグロウル混じりのラップだったり、案外器用にいろんなことをやってる彼ら。
前作にも個人的に相当聴き手を畳み掛けてくるような勢いを感じていたのだけど、その上を行っていると思います。Djentとかに近い音作りの単音リフを入れてみたり、倍テンを入れてみたりすることで、より全体のはっちゃけっぷりやワルさが際立つようになっているのではないでしょうか。
インタビューとかを読むと本人たちもワルい音楽を目指してやっているようです。Nu-Metalのテイストを目指して7弦ギターを使ってみたり、新しいことを取り込みながらアルバムを作っていったみたいですね。一見バカっぽくても隠しきれない、彼らの策士っぷりが垣間見えてきてニヤニヤしちゃいます。
(参考:ALTERNATIVE PRESS JAPAN【FEATURES】ATTILA, NEWアルバム「GUILTY PLEASURE」インタビュー 〜本当に作りたいものは「最高にワルいアルバム」〜)
勢いで言えばM-3"Rebel"の感じが自分は一番好きです。速いパッセージのラップとその後のチャグ、 プンプンしたギターソロ、ありとあらゆる形で聴き手を飲み込んでくるその感じがたまりません。ライブでこの曲やったら無条件に盛り上がるだろうなあ。
<<来日公演情報>>
で、彼ら来週末にScream Out Festに出るべく初来日します。
2015/6/7(Sun) 新木場STUDIO COAST
”SCREAM OUT FEST MMXV”
Acts :
BREATHE CAROLINA / ATTILA / CAPTURE THE CROWN / ARTEMA
A CROWD OF REBELLION / CRYSTAL LAKE / HENLEE
HER NAME IN BLOOD / LAST DAY DREAM / KIBA OF AKIBA
Sailing Before The Wind
まだまだチケットは入手可能みたいなので、興味のある方は足を運んでみてはどうでしょうか。
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