フランスのChunk! No, Captain Chunk!の3rdです。前作"Pardon My French"から2年、ヨーロッパ、アメリカ問わず幾度となくツアーを重ねてきた彼ら。フランス出身のイージーコアバンドとしてではなく、"Chunk! No, Captain Chunk!"として世界に広く受け入れられる存在になったと思います。
正直1ヶ月くらい前に公開された"The Other Line"にびっくりさせられるまで、あまりピンと来ていなかった1枚。その経緯は他で記事にしているので割愛するとして、本当に素晴らしいです。
ググッとチューニングを落としてかなり重たいサウンドメイクをし、ハードコアライクなリフを入れながらも爽快なポップパンクをプレイするスタイルは相変わらず。しかしスクリームの割合がかなり低くなり、きちんとメロディーを歌い上げることが多くなったなあと感じます。もともとスクリームはエグすぎるとか言われるくらいのものがあったのだけど、前作くらいからクリーンも豊かに歌うようになっていたので、この路線は正解だと思います。
その結果がM-3"The Other Line"、M-6"What Goes Around"などこれまでとは違った、琴線に触れるメロディーをフィーチャーした曲たちにしっかり現れているのではないでしょうか。このアルバムを作るにあたり方向性を転換させることは以前から知っていたけれど、こういった角度から聴き手を突き動かしてくるとは思ってもいませんでした。前作の"Taking Chances"がその源流にあると思うんですが、この方向性にしっかりと腰を据えて向き合ってみたらすんごいのできました、みたいな。
そして今作は前作の"So Close Yet So Far"で垣間見えた、インディーやエモからの影響を感じさせる曲が増えたのも大きな変化でしょう。タイトルチューンのM-9のように1曲まるごとというパターンもあれば、M-4"Set It Straight"のように曲の一部に取り込むものまで、完全に自分たちの表現における一つの武器にしているのは、さすがとしか言えません。
彼らに関しては"I don't want to be a joke band anymore"という発言がこのアルバムを作る前にあったのだけれど、前作で出てきた可能性にきっちりと向き合い、新たな武器をたくさん獲得したことがうかがえる1枚です。これからはもっと大きなステージが似合うバンドになっていくのかな。
正直1ヶ月くらい前に公開された"The Other Line"にびっくりさせられるまで、あまりピンと来ていなかった1枚。その経緯は他で記事にしているので割愛するとして、本当に素晴らしいです。
ググッとチューニングを落としてかなり重たいサウンドメイクをし、ハードコアライクなリフを入れながらも爽快なポップパンクをプレイするスタイルは相変わらず。しかしスクリームの割合がかなり低くなり、きちんとメロディーを歌い上げることが多くなったなあと感じます。もともとスクリームはエグすぎるとか言われるくらいのものがあったのだけど、前作くらいからクリーンも豊かに歌うようになっていたので、この路線は正解だと思います。
その結果がM-3"The Other Line"、M-6"What Goes Around"などこれまでとは違った、琴線に触れるメロディーをフィーチャーした曲たちにしっかり現れているのではないでしょうか。このアルバムを作るにあたり方向性を転換させることは以前から知っていたけれど、こういった角度から聴き手を突き動かしてくるとは思ってもいませんでした。前作の"Taking Chances"がその源流にあると思うんですが、この方向性にしっかりと腰を据えて向き合ってみたらすんごいのできました、みたいな。
そして今作は前作の"So Close Yet So Far"で垣間見えた、インディーやエモからの影響を感じさせる曲が増えたのも大きな変化でしょう。タイトルチューンのM-9のように1曲まるごとというパターンもあれば、M-4"Set It Straight"のように曲の一部に取り込むものまで、完全に自分たちの表現における一つの武器にしているのは、さすがとしか言えません。
彼らに関しては"I don't want to be a joke band anymore"という発言がこのアルバムを作る前にあったのだけれど、前作で出てきた可能性にきっちりと向き合い、新たな武器をたくさん獲得したことがうかがえる1枚です。これからはもっと大きなステージが似合うバンドになっていくのかな。
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