2016年2月12日金曜日

【コンピ企画】収録バンド紹介 前編


昨日公開したコンピの詳細、思ったよりも反響を頂けて嬉しい限りです。作りはじめてから昨日までどういった反響があるのかまったく想像がつかず、「しかし なにもおこらない」展開も覚悟していたので、リリース前ではあるけどひとまずほっとしています。

ということで今回は収録バンドがどんなバンドかの紹介記事です。結構長くなる気がしたので2回に分けて、アルファベット順でやろうかと思います。




・Another Chance(アルゼンチン) れびゅー いんたびゅー
コロンビアのフリーコンピレーションに収録されていたのがきっかけで出会い、インタビューもさせてもらったりしたアルゼンチンのAnother Chance。メタリックかつプログレッシブに展開する楽曲はMute、Forus、A Wilhelm Screamなど現行Fast Melodicのど真ん中を牽引するバンド達にも通ずる物があります。

そうしたシーンど真ん中のサウンドにスペイン語のパンチあるメロディーを絡めるスタイルは、ひときわ異彩を放っています。最近インタビューに答えてくれたTommyがどうやら脱退したようで、バンドとしての活動の話は聞かなくなってしまったけれど、メッセージを送ったら快くOKしてくれました。


・Atomic Winter(ブラジル) れびゅー
ブラジルのハードコアシーンを代表するバンドの1つ、Atomic Winter。速い、重い、なんか陽気、と南米っぽさ全開な感じがたまらないです。メンバーそれぞれがかなり個性的だとなんだかまとまりが...ってことはよくあるけど、個性的なメンバーがギラギラ前に出てきながらもばっちり芯を持っている、つくづくおもしろいバンドです。

最近ライブあんまりやってないと思ったら、新譜の製作に思ったより時間がかかってるとのこと。楽しみにしてます!


・Azami(越谷)
埼玉県越谷市、Azami。
彼らとの出会いは一昨年の秋のWALLでの対バン。日本語の力強さを強烈に突き刺してくる絶叫、キラーでしかないリフに、とんでもないものを目撃してしまったと思いました。
普段対バンしたバンドをあまり覚えていないうちのバンドメンバー(それはそれで問題だと思う)が「あのバンドはヤバい」って興奮するくらいの衝撃だったもの。その後もちょくちょくライブにお邪魔してるけど、その度に加速度をつけてカッコよくなっていく、まぎれもないライブバンドです。


・Castoff(アメリカ) れびゅー
出会いはSkatepunkersの記事。PennywiseにBelvedereっぽさを混ぜて、Bad Religionのようなクラシックさを...と色んなメロディックのいいとこ取りをした、良い意味で"ズルい"バンドです。クラシカルなFast Melodicで王道を行くバンド、という表現で紹介するのがもっともふさわしいかなと。


・Hate It Too(カナダ) れびゅー
去年の年間ベストにも挙げた、カナダのHate It Too。青臭いメロディーをバンド全体で1つの絵として描くような雰囲気が大好きなバンドです。初めて聴いた時はベースのバカテク具合にビックリしたけど、それもバンドとしてのカラーを際立たせる1つの手段であって、とにかく聴いていて心地よいです。

メンバーが結構気さくな人で、コンタクトを取った時に話の流れでフェスの話で盛り上がったんだけど、カナダ最大級のフェス、Amnesiaに何度か行った事があるらしいです。
さすが地元。うらやましい...


・Kill The President!(スペイン) れびゅー
スペインのテクニカルな高速メロディック、Kill The President!。今年スロベニアで行なわれるPunk Rock Holidayへの出演も決まっているバンドです。コンタクトを取ったら超速攻で「いいぜヒャッハー!」みたいな返信をくれました。ありがとう。笑

テクニカルかつ繊細な演奏とワイルドなボーカルのシンプルなスタイルながら、なんだか不思議な透明感があるバンドです。そこが彼ら最大の魅力なんでしょう。


・Leftovers(イタリア) れびゅー
Blink-182に強く影響を受けたドタバタなスケートパンクをやってるイタリアのLeftovers。去年レビューした彼らのEPにある"Party Fucker"という曲のタイトルがとってもしっくりくる楽しいバンドです。気づいたら口ずさんじゃうメロディーと、モロBlinkなポップでキテレツなリフは聴いててわくわくします。


・Lowblow(アメリカ) れびゅー
Sic Waitingってメロディックバンドのメンバーが在籍してる高速メロディック、Lowblow。甘酸っぱくて、超絶ギターワークがあって、速くて、速い。初めてRufioを聴いた時のドキドキ感に似たものを感じさせてくれるバンドです。Muteでシンガロングできる人はたぶん間違いなく好きだと思います。かくいう自分も大好きです。

ただどちらかと言えばこっちのほうがサブプロジェクト的な扱いみたい。しっかり活動したら面白いと思うんだけどなあ。


ひとまず前半は以上!続きはまた明日。

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