2017年2月5日日曜日
LLNPUコンピレーション収録バンド紹介 前編
土曜日に収録バンドを発表したので、今回はそのバンドについてちょっとずつ紹介していきます。
・Again I Hear
イタリア、パルメイロを中心に活動していた高速メロディックバンド。オファーの際に話を聞いたところ、今はアクティブじゃないみたいです。確かイタリアのメロディックバンドばかり集まってるコンピみたいなので出会ったのかな。今回は速い曲を収録するけど、ミドルテンポの曲で繰り出されるメロディーとコーラスのスケールの大きさもたまらないです。
・All The Postcards
リオデジャネイロのメロディックパンクバンド。去年夏のブラジルメロディック特集でも紹介したけれど、00年代初頭高速メロディックみたいなサウンドに甘ったるいボーカルを絡めたスタイルが特徴的です。このブログでも良く扱うブラジルのメロディックとはちょっと違った種類のバンドですかね。コンピの詳細を連絡したとき、Statues On Fireと同じコンピだってことをすごい喜んでいました。ファンらしいです。笑
・Contra Code
カナダはバンクーバーの高速メロディックバンド。彼らはBird Attack Records所属ってことになるんでしょうか。カナダと言うとトロントやケベックといった東海岸の都市が注目されがちで、そういえばバンクーバーってあんまり調べたことなかった気がします。でもスタイルはあんまり東海岸のバンドと変わらないのかな。ちょっとマッチョなカナディアンメロディックってことで、Our Darkest Daysとかが好きな人ならハマりそう。
・Dutch Nuggets れびゅー
今度はケベックの高速メロディック。Bells Onでもリリースがあったので、今回の海外勢だと知名度は比較的高い部類に入ると思います。元々音源も持ってたし、去年のコンピに出てくれたHate It Tooのメンバーからも「Dutch Nuggetsとか呼んでよ!」みたいなことは言われたりしていて、今回に至ります。とことんシンプルにスピードとグッドメロディを追求する、クラシカルなスタイルが素敵なバンドです。日本人受けしそうだし、国内盤が出たのもうなずけます。
・KRANG
Bird Attack Records所属のチェコのスケートパンクバンド。個人的にチェコという国にあまりメロディックのイメージがなかったんですが、聞いてビックリしました。現行ヨーロッパのメロディックとはちょっと違った毛色で、こちらもクラシックなスタイル。聞いてるとどこかハードコアのどっしりした感じがあります。チェコのシーンがわからないけど、そういうバンドとの絡みもあったりするのかな。
・LASTEND
京都、福知山の高速メロディック。このバンドは初めて聞いたとき衝撃でした。リフのつくりとスピード感がヨーロッパです。完璧にヨーロッパです。日本人らしからぬくらい本当にヨーロッパです。RNR主催のメロディック系のイベントの関西ラウンドによく出演していたりするのもあってか、実際にヨーロッパでの評判がすごいいいみたいです。まだライブ会場限定リリースの音源しかないみたいだけど、たぶん今後もっとすごいことになるんだと思います。あとボーカルの柏くんがこのブログを読んでくれているそうで恐縮しています。
・Last One Standing
メキシコのスケートパンクバンド。今回の収録バンドの中南米勢(他みんなブラジルだけど)が軒並み欧米風に垢ぬけているんだけど、彼らに関しては文句なしです。英語だけどそんなこと関係なくクセがすごいいのと、今回のバンドの中だと明らかに曲の治安が悪い。笑 他のバンドにはない野性味むき出しなスタイルが、コンピの中でもいい味出してると思います。
ということで次回に続きます。
(余談)
ちなみに昨年末柏くんにあこがれて2ハムのジャズマスター買っちゃいました。ピックアップが使い物にならなくて困ってるところなので、マホガニーにあうモダンでハイゲインなPUで、おすすめがあったら教えてください。笑
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