ここからの2日間は簡単に言うと東京に向けて電車に乗っていただけ。笑 1日で高知の西側から東京に戻ることが不可能なのはわかり切っていたから、当初から岡山らへんで一泊しながらダラダラ帰ってやろうくらいに割り切っていた。旅の目的だった鹿児島と四万十川が終わってしまった今、特に誰に会うでもなく家に帰る2日間…
と思っていたら、前日に宿で一緒だったお客さん2人(名前もわからない)も高知市内に行くらしく、なんだかんだで一緒に電車で移動して、お昼ご飯を食べることに。全員所々で寝てたから道中1ミリも会話はなく…笑 あっというまに高知市内にたどり着いた。
お昼ご飯は前回も訪れたひろめ市場まで足を伸ばして、なんと昼間から軽く一杯行く流れになった。そしてそのうちの1人がいつの間にかいなくなっていて(高校野球を観に行くと言っていた、自由だ)、留学生だというもう1人の子とサシで飲むことに。もうすぐ日本に帰るというその子の日本での生活がどうだったかとか、そんな話で盛り上がった。30分くらいで電車の時間が近づいてきて、その子ともひろめ市場でお別れをした。結局あの2人はその後どうなったんだろうか…笑
高知駅に戻って香川方面に向かう電車に乗り込んだ。混みあっていた車内も山の手前の駅でお客さんがぐっと減った。いい天気の中、山の合間を電車は進む。前に来たときは台風で車窓も何もあったものではなかったから、ようやく車窓を眺めることができた。開けた場所はどこまでも山しか見えず、時折車窓に川が加わる。今回の旅は2日目の中津川のあたりもそうだったけど、恐ろしく暑かった時期なこともあって、ところどころで車窓から見える川に心奪われたなあ。
(琴平は前に来た時も風鈴がきれいだった思い出、変わらない風景が嬉しくて1枚)
途中乗り換えを挟みながら、香川の琴平まで戻ってきたころには夕方。日没は瀬戸大橋を渡りながら迎えた。この日は倉敷で一泊。
翌日は9時くらいに倉敷を出発して、ほぼ電車に乗りっぱなし。体調もあまり良くなかったから、途中下車なしで一気に東京まで戻った。途中浜松で、ディストロをチェックしてくれていた人にばったり出くわすミラクルはあったけど、それ以外死んだように電車に揺られること13時間。岡山から東京は果てしなく遠くて(今更)、家に着くころには22時を過ぎていた。これにて2018年の一人旅、終了。
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