2019年1月5日土曜日

【Disk Review】When Stars Attack "Мечты взрываются" (2018)

久々の何じゃこりゃ系!

When Stars Attack "Мечты взрываются" (2018)



ロシア、ロストフ・ナ・ドヌという街の高速メロディック、When Stars Attackのフル作です。このほかにEPを1枚リリースしているみたいですね。ちなみに彼らの地元のロストフ・ナ・ドヌ、まーったく聞いたことがなかったのでググったら、仙台と同じくらいの人口だそうです。あとはトロントと姉妹都市らしいので実質カナダかもしれません。

余談はさておいて、メロディックをベースにハイゲインなリフ、タッピング、グロウル…とにかくなんでもござれの、とってもロシアっぽいスタイルというのが今作を聴いての率直な印象です。

2ビートのスタイリッシュさとそれに合わせるキメの入れ方には、HarbourやOmahaみたいなトロント勢っぽさも見受けられます。この手のテクニカルなバンドだとリズムも音作りも大きくやる意識の高いドラマーが多い印象があるんだけど、彼らはちょっと違いますね。



あとM-1"Пока мы здесь (feat. Илья Маррадер)"みたいな、エモーショナルな響きのコードを随所に散りばめているのも面白いです。意外とシンプルなパワーコードの刻みも使っているし、「バカテクじゃあ!(ドヤァ)」ではなく、きちんとメロディックして成り立っているんですよね。これはテクニカル系が苦手な人でも聴きやすいはず。



その辺が顕著なのが中盤のM-5"They will lie (feat. Mute)"~M-6"Буду сильным"~M-7"Океан"の流れ。まさかのエティエン先生登場でMuteフォロワー感満載、グロウル→Descendentsライクなパート有りという鬼のような情報量のM-5、ソリッドなリフと勇壮なリードがキモになるM-6、アルペジオ疾走でAdrenalizedの"Crawling in~"を彷彿とさせるM-7。それぞれエクストリームなパートもありながら、それ抜きで考えてもめちゃくちゃいい曲です。

激しいパートからDescendentsみたいなクラシックな展開まであれこれ詰め込んでいるけれど、ベースにメロディックからの影響がしっかり感じられる、かなりの良作だと思います。リリースから半年ちょっと、未チェックの方は是非。

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