2014年7月20日日曜日

【Disk Revew】Show Your Otherside "Prologue"(EP、2013)

1週間以上書かないのも久しぶりですね。まあ学期末の学生なので…特になにかしているわけではないですが…

以前ハンガリーのバンドをまとめたことがありましたが、今回はその中で出てきたバンドのEPをレビューしたいと思います。ちなみにフリーダウンロードです。EPのレビューでRate付けをするのは初めてですが、普段のアルバムのレビューでは各曲5段階で評価をつけるのに対して、各曲10段階で評価をすることで、やたらと高評価を連発しないよう配慮はしてあります。

Show Your Otherside "Prologue"(EP,2013)
Rate 3.92/5.00
ということでハンガリーのShow Your Othersideが昨年リリースしたEP。ハンガリーはこのブログでもおなじみTill We Dropなんてバンドがいましたが、このEPの一曲目にはそのボーカルがゲストで参加しているみたいです。

彼らのスタイルはADTRとTWDの影響をモロに受けているもの(?)とでも形容できるでしょうか。もともとTWDがADTRの影響を強く受けているのでかなり矛盾する表現だけど、TWDっぽさ以上にADTRっぽさが強いイメージなのでこんなこと書きました。彼らのWebを見ていると影響を受けたバンドとしてFour Year StrongとMemphis May Fireの名前が出ているんだけど、MMFからの影響が濃いのはM-2の"Gemini"だけかな。



あとはニュースクールっぽい重たくて超わかりやすい展開から、いきなりイージーコアよろしくポップなところに落とし込まれているM-3"Me Vs Robot Sharks"が結構好きです。というか展開がうまいこと、それもわかりやすい形でまとめられていてびっくりした。

その他の曲は(というか全曲そうだけど)、本当に"Homesick"の頃のADTR好きなんだなあって感じとハンガリーのバンドらしいテイスト(細かい刻み、シンセの使い方、ボーカルの荒々しさなど)でまとめたなあって感想を持ちました(粉みかん)


これからTWDがそうであったように叙情的なフレーバーも混ぜて、重たい方向にシフトするのもありだと思うけど、個人的にはADTRが"Homesick"でやっていたことをより煮詰めてコアな方向に昇華させてみたらおもしろいのかなあとも思います。なんにせよADTR、TWD、C!NCC!のあたりが好きな人は聞いてみて損のない一枚です。

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