2014年7月7日月曜日
The Story So FarのParkerとセキュリティーのもみ合いから思うこと
Warpedに出演中のThe Story So FarのボーカルParkerがモントリオールでのライブ中、クラウドサーフをしていた観客を突き飛ばしたセキュリティに掴みかかり、ライブが一時中断する騒ぎがあったようです。
アップロードされている動画を見る限りだと、Parkerとほぼ同時にギターのWillも演奏をストップしてセキュリティを止めに向かう姿勢を見せ、横でライブを見ていたと思われるFour Year StrongのAlanはステージを降りて、突き飛ばされた観客のもとへ向かったみたいです。ライブは1分少々の中断を経て再開した様子。
なぜ観客を突き飛ばしたのか、それは本人に聞かないとわからないですが、セキュリティが観客に危害を与えるという行為は、いかなる理由であれ正当化されるものではありません。あとこのセキュリティはParkerにも殴りかかっているみたいだけど、出演者に殴りかかるのもお話にならない行為だと思います。
Webでの反応を見ると、Parkerに対して好意的な声が多く聴こえてきます。僕もそうした声と同じ意見です。ですが、同時に掴みかかる以外にもっとできることがあったのかなとも思ってしまうのは、少々偏った意見でしょうか。映像から伝わる雰囲気だと、突き飛ばされた人、セキュリティ、Parker、バンド、観客、誰にとっても後味の悪い騒動の終わり方をしているように見えるし。
それにセキュリティが殴り掛かったことで、その後のライブやツアーが行えなくなる事態に陥る可能性も十分あったわけで。目の前でバンドのファンが突き飛ばされているのを見たら、それはカッとなってしまうのもわかるし、実際に行動を起こしたのは素晴らしいことです。だけどそこで演奏を止めてセキュリティに対してステージ上から抗議するとかでも、ステージに立ったバンドの発信力の高さを考えれば、意味ある行動になったのではないかと思ってしまいます。
今年のWarpedはモッシュ、クラウドサーフを禁止していて(実際はモッシュ、クラウドサーフともに起こっているみたいですが)、それが話題になっていた矢先のこの出来事、あんまりいい気はしないですよね。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿