帰京開始。
5日目と最終日は渋谷でライブを観たくて、そのために東京に近い所まで移動していただけ。はっきり言ってずーーーーっと電車に乗っていた。
5日目は松山から名古屋まで。ただ具体的にどこまで東に行くかを決めていたわけではなくて、行ける所までいってやろうと思っていた。来た道をひたすら無心で戻る。この日は快晴。今回はなんだか移動日に快晴なことが多くて少し残念だった。
朝7時に道後温泉を出て、香川の坂出に着く頃には正午を回っていた。昼、ごはん、香川、うどん…と思ったけど、電車の中で名古屋の宿を予約してしまったので、この日一番の精神力を使って岡山行きの電車に乗った。さよなら四国。これまでの一人旅の中でも屈指の強烈な思い出をありがとう。また来ます。
岡山からも延々と電車に乗り続ける。これまでは行きも帰りも電車ってことがなくて(どっかで別の乗り物に乗ってた)、正直帰りの電車ってあんまり面白くないんだろうなと思ってたんだけど、行きに見た風景をもう一度眺めては、そういえば行きにもこれ見たなあとかぼんやり考えるのも案外悪くなかった。大阪辺りの新快速はずっと寝てたけど。
乗り継ぎに乗り継ぎ、滋賀の米原まで着いた頃にはもう18時半ごろ。もう日もほとんど落ちてしまって、空はうっすらオレンジ色になっているだけ。そんな光景に、もう一人旅も終わりかと少し寂しくなった。そういえば去年の夏も最終日に高山から富山に抜けるとき、電車の中から沈む夕日を観て寂しくなっていたなあとふと思い出した。そして20時頃、名古屋に辿り着いた。
名古屋はずっと観光したいと思っているけど、なかなかできないでいる街。半年前は夜行バスからJRへの乗り換え、そして今回は夜遅くに来て朝早く出発。なんだか悔しいので、宿に行く途中にあったテレビ塔だけ写真に納めておいた。次はあれと城を日中に観たい。そんな決心だけしてこの日は早めに寝た。
最終日は特に面白い事もなく、ただ大学に書類を取りに行って渋谷にライブを観に行っただけ。これで社会人になって初の夏休みが終わった。
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