Funeral For A Friend、解散。

ウェールズのロックバンド、Funeral For A Friendが来年のフェアウェルツアーをもって解散する事を発表しました。2月から4月にかけてヨーロッパを回るようです。

このブログとしては少し毛色の違うジャンルではあるけど、解散を発表するためのアナウンスからどうしようもない切なさを感じたので思わず記事にしてしまいました。 全文はここから読めます。

何度も書き直したりして、どうやって応援してくれている人に解散を伝えるかとても悩んだというその文章。明確な理由は書かれていないけれど、自分たちの判断で"one chapter closes"して"another opens and life goes on"することを選んだようです。この書き方だと新たな音楽を始めるメンバーも、これを機に音楽から完全に離れるメンバーもいたりするんだろうなという感じ。憶測にしかすぎないけれど、すでに他で仕事をしているメンバーも多いのかもしれません。

バンドを15年も、それもビッグな規模で続けるのは並大抵の熱意なくして成り立たない事だと思います。仮に仕事をしながら続けるのであればなおさら。僕自身趣味でやっているバンドでさえ、練習をしたりライブをしたりするのに多くの調整が必要で大変だなと感じるのに、その何百倍もの労力を要するツアーやレコーディング等もある。想像するだけでも壮絶です。

きっと彼らはその壮絶な戦いを戦い抜いた結果として解散を選んだのだと思います。それは上にリンクを貼った文章からもなんとなく伝わってくること。寂しいことではあるけれど、ここまで15年間戦い続けて来た彼らにおつかれさまと言いたい所です。欲を言えば、一度生で観てみたかった。