一人旅日記2016 4日目

坂と猫の町へ。

4日目は神戸から広島まで。普通に行けば6時間くらいで到着する楽なルートってことで、いろいろ寄り道をするつもりでいた。しかもその途中の駅で働いている友達がいて、ちょうど予定があったから一緒に観光できることになった。

ということでまずは友達が働くところへ。本当はそこまでも寄り道をしたかったのだけど、前日に移動中も目的地に着いてからもひたすら飲んだくれてたおかげで早起きに失敗。まあ仕方ない。夜勤明け（付き合ってくれて感謝）の友達と合流して、一路西へ向かった。

この日選んだ観光先は尾道。途中山陽本線ばっかりでも面白くないし、友達も乗ってみたいってことだったから赤穂線っていうローカル線を寄り道したりしながら、のんびりと尾道まで向かった。赤穂線は海沿いの小さな町を結ぶ路線。瀬戸内の穏やかな海と、そこに携わることで生活が成り立っているであろう町たちは、そこに暮らす人は「何もない」と謙遜するかもしれないけど、横浜にはないものがいっぱいあって魅力的だった。

尾道についたのは14:30ごろ。友達が同期の人から有名な観光スポットを教えてもらっていたらしく、ロープウェーで街にある山を上った。尾道は海沿いにある坂の街。山の中腹にはお寺や民家がぎっしり立ち並んでいて、平地はすぐに海につながっている。街がとても立体的に見えるところだなと感じた。坂道が多いってだけで自分の住む街と重ねて見てしまうのだけど、ただの住宅街とは風情が違ったなあ。

その後は友達と別れて広島へ。到着したころには19時になっていた。翌日はこの旅行でも屈指の長旅の日。宿でのんびり洗濯をしたりして早めに寝た(ような覚えがある）