2016年9月10日土曜日

一人旅日記2016夏 最終日

徒歩。



今回の一人旅の最終日。萩から福岡のおばあちゃんの家まで行けば良いだけ。

萩を始発(といっても朝7時)で出発して下関まで向かう。おとといに引き続き海岸線沿いを走る区間が多い。夕日だった2日前とは違って超快晴の空と透明な海を眺めながら西へ。ここまでで何度も書いてきたことだけど、この旅は本当に天気に恵まれていた。あと何度こうした旅をするかわからないけど、これほど快晴続きなことも少ないのだろうなあ。

下関についたのは10時ごろ。あとはもう、トンネルをくぐって慣れ親しんだルートをたどるだけ。たぶんその気になれば3時間くらいで目的地までつけることはわかっていたので、少しだけ寄り道をすることにした。

本州と九州の間をわたる方法は、車とか電車だけじゃない。実は国道2号の関門トンネルには人道と呼ばれる歩行者用のトンネルもあって、徒歩でも横断することができる。そのことは前から知っていたけど、実際に行ったこともなかったので、せっかくなら徒歩で九州入りすることにした。



関門トンネル人道の入口があるのは、下関駅からバスで15分くらいの所にあるみもすそ川町というところ。この場所、壇ノ浦の戦いの現地(言い回しが変)で、それに関連したモニュメントが海沿いに点在していた。それらを適当にカメラにおさめ、いざ人道。人道は人もまばらなのかなと思ったら、かなりたくさんの人がいる。しかも観光客だけじゃなくて、普通に自転車乗ってる人とかランニング(!)している人まで。これは予想外だった。



ちょっと薄暗いトンネルは1キロないくらいの長さで、結構すんなり通り抜けることができる。これもまた予想外。九州ってこんなに近かったんだっけ。たしかにこのくらいの距離ならば、地元の人の散歩とかランニングのルートになるのもわかるなあと感じた。

九州に上陸してからは、門司港の駅まで徒歩。海沿いの閑散としたところ(遊歩道みたいなの)を30分くらいかけて歩いた。門司港の街についたころにはすでに汗が止まらない状態。ここがレトロの街なのは知っていたし、なんかちょっと雰囲気いいなあとは思ったけど、この日の福岡は異常に暑かった(35度だかあった)。移動日は基本的にでかい荷物を背負っているから暑くて仕方なく、とにかく何かしらの場所で涼みたいと思ったので、観光もせず地ビールだけ入手して駅まで向かった。もったいないけど、また来れるしね。


あとはもう電車でのんびり涼みながら移動するだけ。15時ごろにおばあちゃんの家の最寄り駅に到着した。一応今回の最終目的地へゴール。翌日夜の飛行機まで、しっかり孫やってきました。今回は1泊しかしなかったけど、また休みとって遊びに行かないとなあ。

ということで2016年夏休み、終了。

0 件のコメント:

コメントを投稿