2016年12月19日月曜日

【Disk Review】 SHAMES "REBIRTH"(2016)

こちらは日本の高速メロディック大国(?)から。

SHAMES "REBIRTH"(2016)



カナダにないだけで実質ケベック、山梨のSHAMESの2ndです。今回は自主レーベルからのリリースみたいです。山梨は今年のコンピに出てくれたstrain for usや、Neutral、The No Earなどメロディック/ハードコアのバンドが沢山いるイメージがありますね。

最近RNRのメロディック系のツアーで必ずと言っていいほど週末に山梨の日程が組まれているのも、確実に面白いシーンがあるからなんだろうなと思います。行ってみたい。



それはさておきこのアルバム、M-1"Careless"からニヤニヤです。高速メロディックのあんなことやこんなことがとにかくてんこ盛りで、ガッツポーズが止まりません。

こないだレビューを書いたOur Darkest DaysやMute、Belvedereなどカナダの高速メロディック勢の雰囲気と、随所に出てくるなんとなく日本っぽいメロディー(説明が下手)がうまいこと混ざってます。海外のバンドを聞いててカッコいいとは思うけど、やっぱりそうした日本っぽいメロディーって聞くとすっと入ってくるところがあるんですよね。あとドラムがどっしりとしていながらもかなりの手数、足数を混ぜ込んでくるのはStrung OutのJordan先生みたいな重厚感があって好きです。




そのほかにもM-5"Element"、M-8"Nose Killer"みたいなスピードを抑えてる曲も熱量が高くて、M-3"Follow"みたいなメロディアスなリフもバチバチ決まってるし、もはや何やってもカッコいい状態です。

10月に町田でライブを見たときも確かこのアルバムの曲をやっていたのだけど、今こうやってじっくり聞きこんでからライブ見たらもっと楽しいことでしょう。。。海外勢に引けを取らない、むしろそれ以上にカッコいい一枚なので、まずはチェックしてみてください。

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