以前はThe Ghost Insideとかよろしくなバチバチにメタリックなメロディックハードコアだったんですが、今作は雰囲気が変わりました。疾走ブチギレパートが大きく減ったものの、その代わりにマッチョな刻みとダウナーなパートの落差がアルバムを通してかなりキマってます。元々そうしたパートもあったけど、どちらかと言えば胸をアツくするテンションの高さで押してくるイメージがあったので、かなり新鮮。
しかもそのダウナーなパートがかなりカッコいいんです。空間的かつ枯れた味わいのコードワークをベースに、時折そっとつぶやくようなメロディーも混ぜて展開していく様に、静かに心を掴まれます。特にこのタイトルトラックは最初に聴いて震えて、MVを見てもう一度震えました。
上の曲には出てこないけど(一曲通してダウナーなまま終わらせるのもすごい)、ダウナーなパートの後に出てくる、聴き手を突き落とすかのような刻みも以前より破壊力があるし、このシフトチェンジは個人的に大賛成です。音源で聴いてここまでなんだから、ライブで見たらどうなるんだろうなあ。そういえば来日キャンセルなったまんまだなあ…
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