年末ベスト記事書いて締まった感じだったんですが、あの記事を投稿した後ちょっと遠くまで遊びに行ってきたので日記的なやつです。
最近なんとなく神奈川の西のほうをぶらぶらしたいなと思っていたのと、andprotectorをどうしても見てみたかったのとで、かなり軽い気持ちで沼津まで行ってきました。
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家を出たのは12時。途中の駅で駅そば食べたりしながらダラダラと西のほうへ。本当は漁港が近い早川で降りようと思ってたんだけど、小田原から一駅で案外都会っぽかったのと、ボックスシートの窓際の席に座っていたのとで降りるのが面倒になってスルー。その次の根府川で下車した。この駅のあたりは毎回景色が最高で、一度降りてみたい場所だったから結果オーライ。
根府川は面白い駅でホームが崖の下、改札が崖の上にあった。跨線橋とかは昔の駅にありがちなタイプだったけど、普段とちょっと違った作りにテンションが上がった。そして改札を出て振り返ったら絶景。
海に向かって歩いていくときの山の開け方もすごかったけど、ぱっと後ろ振り返ったらそれはそれでいい感じだった。
駅から港までは繁華街を突っ切って、ちょっとした住宅地を越えたりしながら20分くらい。もう日が沈みかかっていた。せっかくの港だし海が見えるところがないかなと探したら、なんだか展望台みたいなものを発見。近づいたら水門に展望台がついているようだったので、登ってみた。後から調べたらこの水門は国内最大級だそうで、北には富士山、西には沈みゆく夕陽をばっちり見ることができた。
日も沈んで街へ戻ってからは、ご飯を食べたりしてから会場へ向かった。この日はpocoってライブハウス。住宅地のど真ん中にあるっぽいのはビックリした。しかもフロアに降りると200~250くらいは入りそうな感じで、面白い作りをしていた。
ライブに出ていたのはフライヤーにも書いてある、皆地元のバンド。ジャンルはバラバラで、インディーとかパンクとかが入り混じっていた。フロアのほうもなんでもありで、いかついお兄さんがsinkerで大盛り上がりしてたり、sinkerのメンバーさんがandprotectorでステージダイブ連発していたりする。
あとビックリしたのはThe Trust Blastが始まった瞬間。前述のSinkerのメンバーさんはすごい勢いでモッシュとステージダイブ決めてたし、みんな大合唱。長いこと活動しているバンドらしいし、このあたりの人たちのヒーロー的な存在なんだと思う。(実際すごいカッコ良かった) そういう長くシーンを引っ張ってきた人たちがいて、少し若い世代でジャンルは違えど横の繋がりがあって…みたいな良い感じの環境だなと。自分も学生のころにああいう環境に出会えていたらなあとうらやましくすら感じたくらい。
初めて見るandprotectorは、音源で聴くよりもいい意味でぐちゃっとしていた。新しいアルバムがすごい轟音だったけど、それ以上に荒々しい。前作の曲も荒々しい音になっていた。その中でボーカルが絶叫交じりの温もりでフロアに語りかけてくる。そうしたダイレクトに飛んでくるものにただただ圧倒された。
あとこの日はドラムの人が最後のライブだったみたいで、MCでは冗談交じりに暖かい言葉だったり暖かいやじ(?)が飛んでいて、そうした人間臭いところとのギャップも素敵だなと感じた。ジャンルとか関係なしに、ローカル的なところでゆるっと繋がっているからこその空気なのかな。
ライブが終わってから終電まで時間がなくて、取り置きをお願いしていたのにご挨拶もせず帰ってしまったのが心残りだけど、遊びに行ってよかったなと思える一日でした。おしまい。
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