今更ながら夏の一人旅日記シリーズをやります。タイトルが#1だ初日だとややこしくなっているのはこの夏いろいろあったからです。その辺の事情は途中で触れる…はず。
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一人旅初日の目的地は甲府。これまでの自分の一人旅だと初日は最低でも名古屋(6時間)、普通に関西(9時間前後)、もっと頑張って岡山(12時間前後)みたいな過酷な日になることが多かったから、わりとゆったりとしたスタート。
東海道線を西へ、静岡の富士という駅へ向かう。今回は横浜からだと少し遠回りになるけど、身延線という路線を経由して甲府に入ることにしていた。目的はあのB級グルメ。富士に着いたのは10時くらいで、そこから身延線へ。高架線を走る意外と都会な路線だなと思ったのも束の間、高架が終わった瞬間に風景が一気にのどかになる。そうそう、こうでなくちゃ。
電車は20分ちょっとで西富士宮の駅についた。これはローカル線あるあるなんだけど、身延線は富士近郊と甲府近郊の本数は多くて、それ以外の、特に県境を越えるあたりは電車が極端に少ない。富士宮まででお昼を食べておかないと、甲府に着くまでの3時間弱、ひもじい思いをするのは目に見えていたのでここでお昼ごはん。どうやら有名(というか観光地?)らしいフードコートのようなところで焼きそばを食べた。感想はまあ普通においしいくらい。普段食べられないものなら感動するかもしれないけど、魚粉が乗ってないにしても焼きそばってよく食べるからね。
その後はフードコートの前にあった富士宮本宮浅間大社っていうところをぶらぶらして再び駅へ。ここからがローカル線の本番、県境越え。電車に乗り込んでしばらくすると、一気に険しい山に突入した。もはや電車が通るスペースが確保されているレベル。そんな山道を地道に乗り越えていく。時々川と並走してみたりもするけど、まったりとした移動が続いた。自分は特になにも考えず、ぼけーっとするだけ。こういう時間が一番心地いいんだよね。
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