2014年5月16日金曜日

【Disk Review:Road to Warped #13】State Champs "The Finer Things"(2013)

ということで予約投稿の3つのエントリーを公開したところで、外出から戻りました。
どこ行ってもくしゃみが止まらない。
目はかゆくないので花粉症ではない…はず…


13回目はこれ。

State Champs "The Finer Things"(2013)
Rate 4.45/5.00

NYはAlbanyという街のポップパンクバンド、State Champsの1st。レーベルはThe Story So Farなど、最近のポップパンクでは欠かせないバンドが多く所属するPure Noise Records。



最近のポップパンクの流れに乗っかっているけど、爽やかでいてちょっとねちっこい(いい意味でね)メロディーラインだったり、あっけらかんとしたリフだったり、他のバンドにはないフックを持ってると思います。野球で例えるならばレーベルメイトのStory So Farが4シーム(きれいな回転のストレート)主体のピッチャーで、State Champsは2シーム(少し変化するストレート)主体のピッチャー、といったとこでしょうか。


あとはPolar Bear Clubとか、東海岸のバンドが持ってる、どこかタイトな都会っぽさ?を彼らにも感じました。歯切れの良いボーカルの歌うメロディーの音数の多さだったり、展開のメリハリのつけ方に工夫をすることでタイトさを感じるのかな。M-4の"Prepare To Be Noticed"みたいにイントロにダルっとしたパートのある曲が、ボーカルが入るとバックの演奏も相まって一気にタイトになっているのとかは、その辺が特に顕著に出てると思います。

 

M-10の"Critical"なんかも、スネアのロールだったり、ミュートの入れ方だったりでかなりタイトな上に、倍テンのパートもあったりしてお気に入り。



爽やかなんだけどどの曲にもフックがある1枚、おすすめです。

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