一人旅日記2015春 1日目

横浜に戻って来てから4日、追いコンやら卒業式やらでばたばたしていたのも落ち着いて学生の終わりを感じています。

ということで一人で日本中ぶらついてきたので日記シリーズです。


前日夜から名古屋に夜行バスで移動し、初日は朝6時に名古屋駅からスタート。この日と翌日は夏に行ったルートをだいたい逆走する予定で、同じ所が冬になったらどうなるのかが楽しみだった。岐阜から高山に向けていきなり3時間。都市部から離れるにつれて山の間の険しいところを進むようになり、高山に近づくにつれて雪が積もるように。日本でも指折りの豪雪地帯が近い事だし、この時期でも雪がすごいのだなと自分の住んでる所の違いを実感するように。あとこの日は10時から成績発表で、ちょうど高山に着く直前に卒業かどうかがわかることになっていたので、車窓を眺めながらも内心穏やかではなかった。笑

卒業も確定し高山の駅の近くをふらつくことに。古い建物もあり町並みが独特で、ちょうど小雪がちらついていることもあって最高に雰囲気が良かった。緑があった夏とは対称的に白みがかった高山も素敵だったなあ。毎回経由地にしかならないからじっくり観光することはできないんだけど一度じっくり腰を据えて観光回ってみたい。レンタカーとか借りて。

その後は白川郷へ。事前に天気予報を見た段階でかなり寒い事は知っていて、ある程度防寒をしているつもりだったんだけど白川郷に近づくにつれ沿道の雪が増え、道にも雪が積もるようになり、だんだんと吹雪いてきて、それどころじゃない事に。着いてバスから降りたら一面の銀世界。ここも夏は緑豊かで、それこそひまわりも咲いていたりして色鮮やかな場所だったのだけど、冬は雪に全てが覆われてしまって印象が全く違った。周囲に街なんてないし、ここで冬を暮らすのは大変だろうなと実感。

だんだん雪も強くなって来て観光どころではなくなって来たので白川郷は早めに退散して、富山の城端へ。正直山奥を抜けたら雪もそんなに積もってないと思ってたんだけどこの街も結構積もってた。一応夏に行ったメインストリートをぶらついたりしてみたんだけど、雪を溶かすためのスプリンクラーでべちょべちょになった道を歩く中でかなり濡れた。完全に装備ミス。長靴を持って行くべきだった。

城端の駅から再び電車に乗って宿を押さえてある金沢へ。吹雪がどんどんひどくなって、高岡で乗り換える時くらいがピークだった。宿に着いてオーナーさんから話を聞くと、どうやら金沢も今年一番くらい寒い日だったみたいで、雪も久しぶりに降ったとのこと。運がいいのか悪いのか…

それで宿に風呂がなかったので、近所の銭湯に吹雪の中行く事になったんだけど、これがまた大変だった。まず銭湯の場所がよく分からなくて街を30分くらいうろつき、銭湯の前でシャンプーを持ってない事に気づき、往復20分くらいかけて近くのコンビ二までシャンプーを買い、いざ銭湯に戻ってくると、その間に銭湯が閉店。夜9時までだったみたい。それで仕方なく別の銭湯まで歩いていって、結局1時間くらい雪の中を歩いた。やっとの事で入れた銭湯は昔ながらの熱いお湯の所でぽかぽかになったのだけど、それにしても寒かった。