一人旅日記2015春 5日目

ハードだった4日目の翌日はさらにハードでした。

この日は朝から雨。前日同様朝6時台の電車で宿を出発して米子と出雲市で乗り継ぎ、3時間かけて出雲大社へ。ちょうどそのときの親としていたやりとりで、出雲大社が縁結びで有名な事を知った。（いまさら 確かに電車の中は女性がかなり多い。最近いろんな人から次は結婚だね！！！って言われるようになったので、丁寧にお参りしておきました。参道がちょっと坂道になっていて、鳥居の所から後ろを振り返るとすごいいい眺めだったんだけど、あれって神話的な何かがあったりするのから小高い丘の上にあるのかなあ。

本当は周囲も散策したかったんだけど、とにかくハードスケジュールでひたすら移動し続けないと宿まで辿り着けないという事で早々に退散。来た道を戻り、広島に向かう事に。ただここでちょっとしたハプニング。山陰から山陽に出るために自分が乗ろうとしてた路線が、どうやら雪で運転見合わせをしてるとのこと。たぶん代行バスがあったりするんだろうけど、仮になかった場合ただでさえ数時間に1本のような土地ゆえ大事になりかねない。ということでちょっと遠回りになるけど米子から岡山経由で広島まで行く事にした。この頃には晴れていたから、まあよしとしよう。

途中乗った電車はついにディーゼルの1両。これまでどれだけ短くても2両だったから、ついに来るとこまで来たなという感じ。険しい山間をゆっくりと進んでいく電車の中で、ずーっと普段は聴かないような音楽を聴いていた。

毎回こういう旅行をすると計画を立てるのがヘタで、移動ばかりになりがち。それでも懲りずに旅行をするのは、頭を空にして景色を楽しんだり、音楽を聴いたりできる非日常がそこにあるから。前回の旅行から半年で卒論を書いたり何かと忙しくしていて、こうした時間はあまり取れていなかったから、観光がうまく行かなくても本当に楽しい時間だった。社会に出ても、今までのような形で旅行はできないと思うけど時間を見つけては一人旅をしたい。

岡山の倉敷で広島方面の電車に乗り換えたころにはもう夕方の5時。だんだんと日が暮れていって、8時頃に広島に着いた。最もハードな1日ではあったけど、決して悪い1日ではなかった。

・この日聴いていたものシリーズ



朝からの雨が少しずつ収まってだんだんと明るくなって行く中で聴いてたので、なんだか印象深い。