2014年11月6日木曜日

【連載】海外フェスのススメ② 〜イギリス 後編〜


前回の続き、イギリス後編です。前回交通の話をかなりメインにやってしまったので、宿の話とか、フェスの話とかについて書こうかと思います。
【連載】海外フェスのススメ① 〜イギリス 前編〜
・宿について(万国共通)
僕がこういう旅行をするときは、大体ホステルに泊まります。大きい都市であれば、探しさえすれば1泊3000円くらいで泊まれるところを見つけられるのではないでしょうか。ステマのごとく言いますが僕は毎回Expediaで探してます。旅慣れてる方はもっといいサイトを知ってるのかななんて思ったりもしますが、希望どうりの宿は大体ここで見つけられるので、問題はないでしょう。

あとはGoogleで地道に調べるのも1つの手です。「○○(都市名) Guesthouse」やら、「○○(都市名) Hostel」なんかで調べれば、主要なホステルは大体ヒットします。電車で会場まで行くのなら、電車の本数や時間などもふまえて、利便性の高い駅を中心に探すべきです。

・ホステルで必ず持っておきたいもの
ホステルは部屋にもよるけれど、基本的にいろんな国の人と同じ部屋で過ごすことになります。なので自分の荷物は自分で管理する必要が生じます。大体自分の部屋には荷物を入れるロッカーがあるので、そこを使います。そのときには南京錠を忘れないようにしてください。日本のホステルだとロッカーに鍵が予めついているパターンが多いですが、海外は基本的についていません。

あとは電源を日本向けの電圧に変換してくれるトランス。と、コンセントの形状を海外用にしてくれるアダプター。これがないと海外生活は詰むと思います。そもそも日本のあのコンセントの形状だけを使用しているのは、日本とアメリカ、カナダだけみたいです。コンセントの形状は同じでも、日本の電圧は100Vですが、他の国では電圧が違うことが大半ですので、この2種類のアダプターは確実に備えておいてください。

あえて言うなればMacintoshの純正電源アダプターは優秀です。100Vから240Vまで対応しているので、だいたいの国ではコンセントの形状を変換するアダプターさえあれば、PCの充電が可能です。PC経由で携帯とかタブレットとか充電するのも1つの手ではないでしょうか。(事前にアダプターの対応ボルト数は確認してくださいね)

ちなみに僕はロンドンのホステルで僕は電圧を変換するトランスの存在をすっかり忘れており、コンセントに携帯の充電器を挿したところ発煙したことがあります。今となってはいい思い出?だけど、本当に大事にならなくてよかった…笑

・ライブ会場の雰囲気
ライブ会場の雰囲気は、僕の行ったWarpedがステージ数だったり、展示場を会場としていたりとかなり日本のPunkspringに近いものであったことから、日本とはそこまで変わりないのかなというのが正直な感想です。クロークも2ポンドくらいであるし、物販があって、サインテントがあって、スケートランプがあって、フードがあって…と本当にパンスプみたいでした。カツカレー食べたなあ。


日本人はまったくいないかと言えばそうでもありません。僕が見た限り2,3人くらい日本人っぽい人がいました。

あとはあえて言うなればゴミ捨てる人がムチャクチャ多かった。これはオーストラリアでも感じたことだけど、ライブがすすむにつれてその辺に転がってるゴミの量が段違いで増えて行きます。海外でライブを見たあとに日本でライブを見ると、フロアに落ちてるゴミの量の少なさに超感動します。海外に行ってみて、日本人やるじゃん、って思った瞬間でした。

・モッシュピットの雰囲気
モッシュピットの雰囲気は、とりあえず楽しみたいやつが集まって来てモッシュするってだけなので、万国共通だと思います。しかしモッシュピットで腕をぶるんぶるんさせてるやつらの体格の良さが尋常じゃないので、近づきたくないなと思ってました。笑 隙を見て、一度だけ少しピットが大人しいタイミングで突っ込んでみたものの、一瞬ではじき飛ばされた思い出…

最悪日本であればケガをしてもすぐに病院に行くことができますが、海外だとそういうわけにもいかないので、自信がある方でもピットにバンバン突っ込むのはやめておいたほうがいいと思います。

モッシュピットにいる人の温かさも万国共通です。以前障害を持つ方がライブを楽しむには、というテーマで記事を投稿した時にも書いたけれど、車いすでモッシュに突っ込んできた人も受け入れるくらい。モッシュを終えてお互いに握手したり、そこから会話が生まれたりするのを見て、いいなあって思ってました。

・持ち物とか服装とか
持ち物とかは日本の夏フェスとかとあんまり変わりませんね。こんな記事を作っていてアレですが、このまとめが超まとまってるんでこれを参考にしてみてください。

パスポートは海外にいる間ずっと持ち歩くというのが鉄則です。クロークにも預けないで持ってましょう。これがいいことなのかわかりませんが、僕はフェスにいる間貴重品はよくありがちな斜めがけの小さいかばんに入れて、前に背負ってました。

(ここまでおしゃれじゃないです)

服装は、日本でいう「フェス!!」(僕の主観)って感じのディッキーズにVANS、マフラータオル…みたいな人があんまりいない印象。そういう服装だと逆に浮くんじゃないでしょうか。これはどこの国でも共通していることだと思います。日本よりもライブが日常に近いところにあるからなのか、普段着が多かった。



ということでイギリスの話というか海外旅行についてみたいになってしまったけど、イギリス編終了!

アメリカ編につづく。

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