特にオチのない記事を。思った事を書いただけなので普段とは文体も違うけど多めに見てください。
フランスのChunk! No Captain Chunk!が新譜をリリースするとアナウンスしたのは確か3月中旬だったはず。そこから1週間くらいした後に公開された"Playing Dead"に自分は、良くも悪くも前作の流れを汲んでいるなあという印象を抱いた。もちろん自分は彼らの事が大好きだし、新譜を長い事待ち望んでいたことに違いはない。でも正直前作を聴いた時のようなゾクゾク感を、新作から感じることができるのだろうかと少し不安に思っていた。
先週末、2日間とも特に予定なんてなかったので、久しぶりにYoutubeでいろんなバンドを漁った。その中でたまたまChunkが新譜からもう1つ"The Other Line"のMVをリリースしていた事を知った。最近は仕事だなんだを言い訳にしてそういった情報に疎くなりがちで、数日遅れでチェックしたのだけど、この曲がとても素晴らしくてそれまでの不安が一気に消えていった。
Bertの歌とギターだけで始まる、最初の1音目からドキッとさせられっ放し。彼らがまさかどこか物悲しいメロディーに、ストレートな曲調という正攻法で聴き手の心を掴んでくるとは、思ってもいなかった。正直曲の歌詞なんてあんまりわからない。それでもこの数日、頭の中ではこの曲が絶えずグルグルしていて、自分を奮い立たせてくれている。もう夢中。
去年彼らはインタビューで"I don't want to be a joke band anymore"という発言を残し、バンドとして次のステップに上がるべく、新作は大きく方針転換する事を匂わせていた。その答えの1つがこの曲なのだろう。この曲に超おバカっぽかった1stの頃の彼らの面影を重ねる事はできない。むしろそうする事が失礼なことのようにすら感じる。昔の彼らにはなかった、覚悟のようなものがそこにはあるから。
この曲、そして来る新作は間違いなく彼らの中でのターニングポイントとなるだろう。果たしてアルバムで僕たちに何を突きつけてくるのか、リリース後彼らはどうステップアップしていくのか。そうした新たな可能性の片鱗がThe Other Lineとして提示された今、僕にとってアルバムのリリースはとても楽しみで仕方ないことの1つになっている。
オチとか無しにつらつら書いただけだけど、おしまい。
オチとか無しにつらつら書いただけだけど、おしまい。
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