おととい帰ってきました。今回はパンチの効いた6日間でした。
初日は実質移動日。今回の目的地は四国で、それを全部電車で移動しなければならないということで気合いを入れて横浜-岡山まで一気に西進した。これまでは最後に飛行機のって帰ってきたり、夜行で帰ってきたりといわゆる「お金ワープ」をしてきたのだけど、全行程電車移動は初の試み。一度やってみたらどんなもんかわかるかなくらいの気持ちだった。
出発の1時間前まで3発立て続けに投稿したケベック祭りの記事をずっと書いていたから、バックパックに適当に着替えを詰め込んで出発。地元の駅から東海道線に乗り換えられる駅まで出て、そこからは熱海へ。熱海のあたりは海沿いの高台を走るからいっつもその景色を楽しみにしてるんだけど、ここで徹夜が効いてまさかの爆睡。気づいたら熱海に着いてしまっていた。もったいない。
この日は移動だと割り切っていたし、熱海に着いたのは6時過ぎだったのでそのまま電車で静岡横断。色んな人が言う静岡の長さも、この日はずーーっと寝ていたからなんのその。浜松から岐阜の大垣まで行く電車に乗りかえてから、岡崎くらいまでは記憶があったけどそこから先は一切記憶無し。気づいたら超快晴の岐阜。車窓から見えた長良川に少し心踊ったけど、寄り道したら岡山に着かないかなと思ったのでがまん。岐阜はじっくりと観光したいな。
その後も順調に電車を乗り継ぎ、15時ごろ姫路に到着。この先あんまり天気が良くないだろうと思ったので、本当は帰り道にでも寄ろうと思っていた姫路城に行く事にした。姫路の駅を出てどこに行けばいいのかなとふと前を見ると姫路城。むちゃくちゃ天気が良かったこともあって、その白さにびっくりした。まさかあそこまで白いとは。
姫路城の中は日曜日だったこともあって観光客だらけ。世界遺産だから知名度はあるんだろうけど、外国の人がほとんどいないのが印象的だった。あれって何か理由があるんだろうか。天守に登ってみたけど、感想としてはやっぱり外から見たほうがいいかなあ…笑
ということで姫路城観光を終え岡山へ。ずーっと山間を走る電車の中から時々川や家が見えていたんだけどあの雰囲気がとても良かった。駅でそれぞれ人の乗り降りが絶えずあったから線路沿いではない所に住宅がもっとあることは推測できる。実際ところどころ住宅地もあったけど、でも自分の住む横浜のそれとは時間の流れ方に全く違う感じがあった。そもそも家一軒みても造りや庭が全く違うし、ああいうところに住んでみたいなあと思う。もしも自分があの街に住んでいたらどんな人になっていたのかな、って考えながら車窓を眺めていたときに聴いていたアジカンがなんだか妙に心に刺さった。
岡山に着いたのは7時前。観光は正直するつもりなかったけれど、後楽園がライトアップしているってことなので足を運んだ。これが大当たり。夜の庭園に行った事がなかったから単純に新鮮だったのと、ライトアップの光の暖かさが印象的だった。去年富山でたまたまおわら風の盆に寄り道をしたときも感じたのだけど、街や観光地が光によって普段とは違った顔を見せるのってなんだか素敵なんだよなあ。周りの人もそうした非日常を楽しみに訪れる人ばかりだから、なんだか言葉にできない一体感も生まれるし。
後楽園ではその雰囲気を残したくて夢中でシャッターを切った。たださっきPCにその写真を取り込んだらだいたいブレていたので、三脚が欲しいところ。
次の日も朝が早かったので8時30分頃には切り上げて、牛丼を食べてそのまま寝た。移動日としか考えていなかったけど、案外楽しめたので良い日だったなあ。
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