2014年9月7日日曜日

一人旅日記 3日目


本当は高崎山におさるさんを見に行こうと思ってたのだけど、前日別府に着いたら閉まってた地獄にリベンジすることからこの日はスタート。しかし雨。超が着くほど雨。

朝一番で別府駅前のバス停からバスに揺られること20分くらい、地獄のある温泉街に着いたはいいものの、雨が一段とひどくなる。乗って来たバスで引き返すか考えたくらい。だけど雨にずぶぬれになりながら朝の温泉街を抜け、地獄へ。時間的に地獄巡りをしている場合ではなかったので、海地獄っていう地獄のお湯が青いところだけ入ってみた。

だけど300円だか400円だか払って入ってみたはいいものの、いくつか池があって、その奥に地獄がぽんってあるだけで、なんだかとてもあっけなかったなあ。7か8くらいあった地獄もそれぞれでお金取るみたいだし、入り口から地獄に向かうにはお土産屋を通らなければならないし、強引に観光地として稼ごうとしてるのかなって勘ぐってしまった。

そんなこんなで地獄を後にし、別府から小倉経由で太宰府の祖母の家を目指すことに。とは言ってもこの辺は傘を別府の駅に忘れて、小倉の駅でそれを買いなおしたくらいで、博多まではザーザー降る雨の中電車に揺られていただけ。

博多の駅を超えたあたりでいくつかより道をした。1つは自分が幼稚園から小学校前半をすごした南福岡。幼い頃は大きいと思っていた街がこんなにちっちゃい物だったのかあと、改めてびっくりした。昔は広いと思ってた道が実はそんなことなかったり、果てしない急坂だと思ってた道が今となってはゆるくて小さく見えたり。物の見方が大きく変わってしまったのだなあと思うと、嬉しいやら悲しいやら。あとは通っていた幼稚園の外壁に貼ってあった、タイルに絵を描いた卒園製作が無くなっていたりして、この街に住んでたことがなんだか遠い過去になってしまったことを改めて実感したりもした。まあ幼稚園は15年前の話しだから当然だけど。

その後は祖母の家のそばで働く、サークルの先輩の職場を訪ねた。実際に会うのはそこまで久しぶりではないけれど、サークルでの先輩とは違った姿を見ることができて、なんだか素敵だなと。来年から自分も今の先輩と同じ社会人一年目になるわけで、こんな素敵な人になれるんだろうかって少し不安になった。

4ヶ月ぶりの祖母宅は、相変わらずたくさんのご飯と甘いものが出てきました。

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