今日はこの1枚。
We Are The In Crowd"Best Intentions"
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アメリカ、ニューヨークのポップパンクバンド、We Are The In Crowdの1st。女性ボーカルがメインでフィーチャーされているんだけど、男性のギターボーカルもそこそこ歌う、っていう面白い構成をしたバンド。"女性ボーカル" "ポップパンク"ってキーワードが出てくると、「(ぱ、Paramore…)」ってなるのは仕方ないけど、ここまで男性ボーカルが歌ってるとそのイメージも少し薄れるかも。まあParamoreは偉大っす。
M-1の"Rumor Mill"。実はこの人達2年前のPunkspringで来日してて、ライブ観たことあるんだけど、事前にこのPVだけ観て幕張行った思い出。女性ボーカル程よく声枯れてて、いい味出してるよなあ、セクシーな歌い方というかなんと言うか。あと男性ボーカルの太くノビのある声も聴いててすごい気持ちよい。それに加えてどこまでもさわやかな曲だし、人気出るのもなるほどなと思う。
あとは曲で言うとM-10の"Better Luck Next Time"とか好きだな。イントロはSum41とかでこういう曲ありそうと思ってしまったけど。笑 それは冗談として、アルバム後半にわりとシリアスな展開の曲がちらほらある感じ。
しっとりした曲ではM-9"You've Got It Made"。ツインボーカルのそれぞれのいいとこがこういった曲調だとよく出てくるから、聴いてて吸い込まれるような感じさえする。
1つ気になったことと言えば、全体的にごくごくシンプルな曲に男女のツインボーカルが絡んで、ってアルバムなんだけどドラムが意外と激しい。8ビートで叩いててもバスドラで16分のフレーズ入れてたりしててびっくりした。シンプルな曲にそんな重たいバスドラ入れちゃう?って思ったところがちらほら。他のバンドと差別化したいとかそういうことなのかなあ。ツインボーカルの歌声だけでも十分他のバンドを置き去りに出来てると思うんだけど。そこは好き嫌い別れそう。
改めてじっくり聴いてみると、春の午前中とかに聴きたくなるような爽やかな1枚でした。パンスプが野外でやる、とかなったらバツグンに似合いそう。
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