Forus "Lights"(2014)
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現行の高速メロディック界では世界最高峰のバンドとも言われる、フランスのForusが先日リリースした2nd。1stがそれまでの音源を集めたものだったので、全部新曲のアルバムとしては初のリリース。
先行でPVが公開されていた"War's Not Over~"で、元々高かった期待がさらに高まったところでリリースされたこの2nd。ヤバい。彼らが元々持っていたスピードはそのままに、哀愁漂うメロディーに磨きがかかった感じ。あと前作では演奏がイマイチ揃ってないところもあったりしたんだけど、今作はそういった所もなし。これだけ速い曲をやってるのに、縦のラインをきっちり合わせるのは本当に難しいことだと思うけど、そこをしれっとやってのけるのがすごいところ。
あとは、下に貼った痛快なギターから始まるM-4の"Movement"であったり、上に貼ったM-2の"Air"だったり、ギターを弾き倒す曲が増えたのが印象的。フレーズの入れ方がBelvedereっぽいと思わんでもないかな。そして 弾き倒しの度合いは間違いなくBelvedere以上。
(似てない?)
この他にもアコギをフィーチャーした曲だったり、前編→後編って展開する曲もあって、最後まで飽きさせないような変化に富んでるのも前作と変わったところだと思う。Belvedereの"'twas hell~"が'00年代高速メロディックの1つの金字塔なら、このアルバムは'10年代の金字塔になりうるのではないか、とさえ思うそんな1枚。おすすめ。
メンバーは仕事をしながらバンド活動を続けてるみたいなので、ほぼ不可能なことはわかってるけど、それでもこのバンドはライブ見てみたい!Bells On Recordsさん、なんとかなりませんか!
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