2014年3月29日土曜日

【Disk Review:Road to Warped #10】The Ghost Inside "Get What You Give"(2012)

Warped出演者のレビューも10回目。出演者が最近週に10組以上のペースで増えてるので、どこまでやっても追いつかない。笑
今日はこの1枚。

The Ghost Inside "Get What You Give"(2012)
4.09/5.00
アメリカ、LAのメタルコアバンドThe Ghost InsideがEpitaphに移籍して、2012年にリリースした3rd。音楽性はハードコアに近いメタルコア、といったとこかな。彼らのことはメタリックハードコア、って評する人もいる。


ブレイクの落とし方とかがこの手のバンドにしてはやけに軽いというか、重たさを強調したスクリーモバンドみたいだな、と思っていたらプロデュースがADTRのJeremy。もしかしたらJeremyの影響?クリーンのボーカルの入れ方とかもADTRっぽいとこあるし、あり得るかも。


全体を通して聴いてみると、前半はひたすら硬派な曲で通して後半は少しエモい展開のある曲が多い。あと色んな売れ筋のバンドの良いとこを引っ張ってきてるのかな、って印象。BMTHの"Chelsea Smile"とかであるような単音の抜けの良いリフをそのままやってる曲とかあったし。そういったところはあんまり好きになれなかったな。


ただ、M-4の"Slipping Away"、M-6の"Dark Horse"、M-11の"Test The Limits"など叙情的、かつ爆走してる曲がとにかくかっこいい。このバンドのエモく爆走した後の硬派なブレイクはかなり好き。個人的にこういった方向の音楽性に絞ってシフトするのもアリだと思うんだけどな。

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