春先にAttack Attack!の"Stick Stickly"はなぜダサいのかというテーマで、3回に分けて企画をやったことがありました。あの企画は投稿から半年経った今でもちまちまと読んで頂けてるようで、PC版のサイドバーの「人気の投稿」で常に上位に入ってます。このブログを検索で見つける方も「MV ダサい」とかで調べてる人が多いようで、この手の話題は意外と需要あるんだなあと思ったり。
(参考)
【考察】Attack Attack!の"Stick Stickly"のMVはなぜダサイのか(前編)【冗談】
【考察】Attack Attack!の"Stick Stickly"のMVはなぜダサイのか (中編)【冗談】
【考察】Attack Attack!の"Stick Stickly"のMVはなぜダサイのか (完結編)【冗談】
そして先日、サークルの後輩とひょんなことから決してカッコよくない、はっきり言ってダサいMVを紹介し合うこととなり、プチ盛り上がりしたついでにいろんなMVを漁ったので、それをこのブログでまた記事としてまとめてみようと思います。
序:まずはこの手のMVの金字塔、Attack Attack!"Stick Stickly"を復習
・名実ともにダサいMVの金字塔
まずこうした企画をやる上で一番最初に見てほしいのがこのMV。何度見ても脅威のダサさ。強烈なブレイク、痛快なエレクトロパートが多くのフォロワーを生み出したのはもちろん、強烈なガニ股でも多くのフォロワーを生み出した、ダサMV界では圧倒的な影響力を持つ1本。
・別バージョンもある
このMVには別バージョンもあります。演奏シーンの合成っぽさが尋常ではないですが、メイキングを見る限り実際に冬の外で撮影してるみたいです。相変わらずのガニ股ぶりではあるけれど本編よりはストーリーがしっかりしてる…?
ここからはケースを分けて、MVを紹介します。
①:ただひたすらおバカを追求したケース
まず1ケース目として、本当に曲のかっこよさとかを全て無視して、とりあえずおバカなことを追求した結果としてダサくなったものを扱います。この手のMVは意図的にダサさを追求していることも多いので、確信犯的なところもあります。
・なんJばりの雑な合成が光る、Phinehas "My Horses Are Many"
この手のMVだと突出してハイクオリティーなのはこれでしょう。カリフォルニアのクリスチャンメタルコア、Phinehasの"My Horses Are Many"。サムネの時点でおかしいですが、再生するとなんJばりの雑な合成だったり、振り切れたメンバーのふざけっぷりが光ってます。疾走感あるギターソロはゴーカートに乗りながらプレイすることで、より疾走感あるものに。
他のMVはそこそこまともなだけに、なぜこの曲だけふざけてるのかわからないですが、良作。
・ウキウキが止まらないProtest The Hero "Half Trigger"
かなりビッグネームですが、Protest The Heroはその変態じみた曲に負けないくらい意味不明なMVを作ることに定評があります。このMVもゴーカートに乗ってわいわいする系ですね。それ以外でもベビーカーはふっとばすわ、犬は散歩させるわ、フリーキックを蹴るわ、ローラースケートするわ、公演で遊ぶわ、盛りだくさん。メンバーがムチャクチャ楽しそうなのもポイント高いですね。
ただこの手の曲を作ったあと、ニッコニコでこのMVを作る友人が周りにいたら…相談に乗ってあげたくなるかもしれない…
・迫力ある演奏シーン?Affiance "Call To The Warrior"
クリーブランドのメタルコア、Affiance。Protest The Heroにボーカルの感じが激似で、なかなかかっこいい。しかし演奏シーン主体のMVは…なにかおかしい。
・おバカMVのクラシック、Blink-182 "What's My Age Again"
説明なんかいらない、Blink-182の1本。ナースのお姉さんとお近づきになりたいなあと常々思っております。
・お金かかってる! iwrestledabearonce"Boat Paddle"
ルイジアナのプログレメタルコア、IWABOことiwrestledabearonce。色んなジャンルをごちゃごちゃに混ぜ、Protest The Heroとはまた違った音楽性で変態じみている彼(彼女)らのMVは、ストーリーがあまりにもくだらなさすぎる。おしりと戦うって。極彩色主体なのもこのバンドの変態じみた面をより強調してていいですね。
うーん、それにしてもCGとかすごいお金かかってそうだし、さすがCentury Media所属なだけあるなあ。(違う
思ったよりいっぱいあるのでその2に続きます。
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