前に告知した連載企画、海外フェスのススメ。第1回目はイギリスです。思ったより長くなるので前後に分けます。このペースでやるなら全6~8回かな。
イギリスと言えばロンドン近郊のSonisphere、ノッティンガム近郊のDownload、2都市開催のReading/Leeds、Glastonburyなど夏に超大型のフェスが次々開催される、世界屈指のフェス大国。本音を言えばどれも行きたいところですが、特に8月のお盆あたりに行なわれるReading/Leedsなんかは、その年の開催日程によっては社会人でも参加できる狙い目のフェスだと思います。(来年は8/28~30とのこと、残念)
・僕の行ったフェスはVans Warped Tour UK '13
そんな中、僕が行ったのは残念ながら上記のメジャーなフェスではなく、昨年のVans Warped Tour UK。ロンドン北部のAlexandra Palaceという、宮殿スタイルの幕張メッセみたいな場所で行なわれたこのフェス、お察しのとおりWarpedのEUラウンド。今年は開催されていない模様。去年は11月中旬に行なわれていました。メンツはこんな感じ。
このフェスで何よりも見たかったのはParkway Drive。彼らはまず日本に来ないバンドなので、このフェスで彼らを観ることができて本当に良かったと思ってます。しかし物販でTシャツ買い忘れたのが一生の不覚。
・旅行の大まかの予算
この旅行で僕は、ロンドンに3泊しています。使った大まかな予算は次の通りでした。航空券と宿はエクスペディアでまとめて予約しています。
・航空券(11月中旬)、宿(ホステル)¥119,000
・チケット費用 ¥8000
・観光費用、食費、その他費用 ¥25000
一応参考までに航空券は、この時期はカタールなどを経由するルートであれば94000円~からあるみたいです。僕はBritish Airwaysの直行便を使いました。こちらは予約を取るなれば110000円くらいが相場とのこと。よほど飛行機が好きとか、ギリギリの予算で行きたいとかでなければ直行便が無難だと思います。
チケット費用は8000円で、日本のPunkspringなんかと大して変わりませんでした。ただあのメンツをこの価格で観れると思うとなかなかお得だと思います。それにしてもこう書いてみると、賛否両論あれどあの価格で海外バンドを日本まで呼び寄せるPunkspringもなかなかすごいですよね。
観光費用、食費、その他費用の中には現地での交通費も含まれているので、切り詰めるとすれば食費にならざるを得ないといった感じでしょうか。
・交通手段
①ヒースローからロンドン
ロンドンの玄関口、ヒースロー空港はロンドン市内からそこそこ遠いところにあるので、市内に出るにも一苦労だと思います。僕は電車を使いました。電車にもいろいろあるんですが、それをいちいち言葉で説明するとめんどくさいので、エクセルで表にしました。
各電車はこんな感じです。日曜日に関しては始発が遅くなったりするので注意。Heathrow ExplessとConnectは早さのほかに到達するターミナルが違うので気をつけてください。乗った電車が自分の使うターミナルとは違うところに行く場合、ヒースローのターミナル1,2,3駅で乗り換えが必要です。(無料)
②ロンドン市内
僕の場合ロンドンを数日間ぐるぐるしていたわけですが、ロンドンの交通機関はなかなか複雑です。効率よく手頃に移動したいとなると、やはり地下鉄かバスでしょう。一応地下鉄の路線図であるTube Mapへのリンクも貼っておきますが、こんなのパッと見てどうこうできるとは思えないので、現地の駅でパンフレットとかをもらうことをお勧めします。(確かあったはず)どの路線も超過密ダイヤで次から次に電車がくる印象だったので、観光にはかなり強い見方だと思いますよ。
ロンドンの地下鉄は、運賃がゾーンというものによって分けられています。市内中心部をゾーン1として、そこから円状に郊外に行くにつれてゾーン2,3,4,5...となるシステムです。
市内の中心部は大体ゾーン1~2の中に含まれているのですが、現金で乗るなら4.5ポンドでした。初乗り約800円…。ただ、ロンドンの中心街を観光するのであれば、1日中バス、地下鉄など乗り放題のDay Anytime Travelcardを買ったほうが手っ取り早いです。ゾーン1,2内乗り放題(+全ゾーンのバス乗り放題)のもので9ポンドなので、2回乗れば元が取れます。トラベルカードには、朝夕のピーク時には使用できないOff-Peakと呼ばれる種類もあり、そちらのほうが少し値段的には安いのですが、1日中観光しようと考える人には超使いにくいと思うので、よほどのことがなければAnytimeのほうを買うことをお勧めします。
参考:Travelcards(ロンドン交通局)/Tube Map
③ロンドンから郊外へ
Warped UKはロンドンでの開催でしたが、Reading/LeedsやSonisphere、Downloadなんかはロンドンから少し離れた場所での開催。その場合、電車かバスで各都市に行くことになります。これは僕も実際に行ったことがないので情報の受け売りになってしまうのですが、大体どこの都市にもNational Railで行くことができます。ロンドン市内から主なフェス開催都市への交通手段は以下の通り。
Reading: Paddington駅から約30分(22.2ポンド、約3800円)
Leeds: Kings Cross駅から2時間20分(124.5ポンド、約21700円)
Sonisphere: Kings Cross駅からStevenage駅まで25~40分(13.6ポンド、約2300円)
問題はDownloadで、これだけはどの路線の最寄り駅からも20分くらい車で走ったところにある、East Midlands Airportと呼ばれる空港に隣接するサーキットが会場になっています。Derbyという駅からフェスの開催期間中はシャトルバスが運行されているようですが…
電車で行くのであれば、St. Pancras International駅もしくはEuston駅から行くのがいいみたいです。1時間半くらいで、95ポンド(約16500円)とのこと。ただこれは会場近くでの交通手段や宿の確保が難しそうなので、車で行ったほうが無難なのかも。
ということで続きます。フェスの雰囲気の話とかは次回。
後編につづく。
・僕の行ったフェスはVans Warped Tour UK '13
そんな中、僕が行ったのは残念ながら上記のメジャーなフェスではなく、昨年のVans Warped Tour UK。ロンドン北部のAlexandra Palaceという、宮殿スタイルの幕張メッセみたいな場所で行なわれたこのフェス、お察しのとおりWarpedのEUラウンド。今年は開催されていない模様。去年は11月中旬に行なわれていました。メンツはこんな感じ。
このフェスで何よりも見たかったのはParkway Drive。彼らはまず日本に来ないバンドなので、このフェスで彼らを観ることができて本当に良かったと思ってます。しかし物販でTシャツ買い忘れたのが一生の不覚。
(宮殿スタイルの幕張メッセ)
・旅行の大まかの予算
この旅行で僕は、ロンドンに3泊しています。使った大まかな予算は次の通りでした。航空券と宿はエクスペディアでまとめて予約しています。
・航空券(11月中旬)、宿(ホステル)¥119,000
・チケット費用 ¥8000
・観光費用、食費、その他費用 ¥25000
一応参考までに航空券は、この時期はカタールなどを経由するルートであれば94000円~からあるみたいです。僕はBritish Airwaysの直行便を使いました。こちらは予約を取るなれば110000円くらいが相場とのこと。よほど飛行機が好きとか、ギリギリの予算で行きたいとかでなければ直行便が無難だと思います。
チケット費用は8000円で、日本のPunkspringなんかと大して変わりませんでした。ただあのメンツをこの価格で観れると思うとなかなかお得だと思います。それにしてもこう書いてみると、賛否両論あれどあの価格で海外バンドを日本まで呼び寄せるPunkspringもなかなかすごいですよね。
観光費用、食費、その他費用の中には現地での交通費も含まれているので、切り詰めるとすれば食費にならざるを得ないといった感じでしょうか。
・交通手段
①ヒースローからロンドン
ロンドンの玄関口、ヒースロー空港はロンドン市内からそこそこ遠いところにあるので、市内に出るにも一苦労だと思います。僕は電車を使いました。電車にもいろいろあるんですが、それをいちいち言葉で説明するとめんどくさいので、エクセルで表にしました。
各電車はこんな感じです。日曜日に関しては始発が遅くなったりするので注意。Heathrow ExplessとConnectは早さのほかに到達するターミナルが違うので気をつけてください。乗った電車が自分の使うターミナルとは違うところに行く場合、ヒースローのターミナル1,2,3駅で乗り換えが必要です。(無料)
②ロンドン市内
僕の場合ロンドンを数日間ぐるぐるしていたわけですが、ロンドンの交通機関はなかなか複雑です。効率よく手頃に移動したいとなると、やはり地下鉄かバスでしょう。一応地下鉄の路線図であるTube Mapへのリンクも貼っておきますが、こんなのパッと見てどうこうできるとは思えないので、現地の駅でパンフレットとかをもらうことをお勧めします。(確かあったはず)どの路線も超過密ダイヤで次から次に電車がくる印象だったので、観光にはかなり強い見方だと思いますよ。
ロンドンの地下鉄は、運賃がゾーンというものによって分けられています。市内中心部をゾーン1として、そこから円状に郊外に行くにつれてゾーン2,3,4,5...となるシステムです。
市内の中心部は大体ゾーン1~2の中に含まれているのですが、現金で乗るなら4.5ポンドでした。初乗り約800円…。ただ、ロンドンの中心街を観光するのであれば、1日中バス、地下鉄など乗り放題のDay Anytime Travelcardを買ったほうが手っ取り早いです。ゾーン1,2内乗り放題(+全ゾーンのバス乗り放題)のもので9ポンドなので、2回乗れば元が取れます。トラベルカードには、朝夕のピーク時には使用できないOff-Peakと呼ばれる種類もあり、そちらのほうが少し値段的には安いのですが、1日中観光しようと考える人には超使いにくいと思うので、よほどのことがなければAnytimeのほうを買うことをお勧めします。
参考:Travelcards(ロンドン交通局)/Tube Map
③ロンドンから郊外へ
Warped UKはロンドンでの開催でしたが、Reading/LeedsやSonisphere、Downloadなんかはロンドンから少し離れた場所での開催。その場合、電車かバスで各都市に行くことになります。これは僕も実際に行ったことがないので情報の受け売りになってしまうのですが、大体どこの都市にもNational Railで行くことができます。ロンドン市内から主なフェス開催都市への交通手段は以下の通り。
(きっぷ)
Reading: Paddington駅から約30分(22.2ポンド、約3800円)
Leeds: Kings Cross駅から2時間20分(124.5ポンド、約21700円)
Sonisphere: Kings Cross駅からStevenage駅まで25~40分(13.6ポンド、約2300円)
問題はDownloadで、これだけはどの路線の最寄り駅からも20分くらい車で走ったところにある、East Midlands Airportと呼ばれる空港に隣接するサーキットが会場になっています。Derbyという駅からフェスの開催期間中はシャトルバスが運行されているようですが…
電車で行くのであれば、St. Pancras International駅もしくはEuston駅から行くのがいいみたいです。1時間半くらいで、95ポンド(約16500円)とのこと。ただこれは会場近くでの交通手段や宿の確保が難しそうなので、車で行ったほうが無難なのかも。
ということで続きます。フェスの雰囲気の話とかは次回。
後編につづく。
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